レクサスハイブリッドと過ごす1泊2日ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの旅、漸く九州自動車道・熊本I.C.を降りました。目指すは阿蘇・草千里です。ナビの設定に従って、まずは国道57号線を東へ向かいます。やはり車の数は多いですね。片側1車線になったところから渋滞が始まります。このまま暫く57号線を通るのかと思っていたのですが、ナビの誘導は側道を右折の指示。どの車も曲がっていません。私も何度か阿蘇へ来たことはありますが、恐らく通ったことのない道です。少し不安になりましたが…ここはナビを信じて右折しました。HS250hは、ここで初めて曲がりくねったワインディングロードへと進みます。それまでのゆっくりとしたペースから開放されたため、水を得た魚のごとく走り出したのですが…最初のコーナーは奥で曲率が小さくなる回り込んだカーブでしたが、それまでエコモードにしていたために、HS250hはセンターラインをはみ出しそうになりました。「レクサスブランドとはいえ、やはりハイブリッド高級セダンにワインディングロードは似合わないのか…」と思ったものの、モードをパワーに切り替えた途端、急に生き生きと走り出しました。物凄くスポーティーな訳ではありませんが、Rの小さなコーナーでも気持ち良く旋回していきます。THSⅡ(トヨタ・ハイブリッド・システム・Ⅱ)は基本的に無段階で変速しますが、モードを切り替えることによって、その変速タイミングが変わり、パワーモードでは比較的エンジンを高回転で使用するように変わるため、スポーツ走行をし易くなるのです。切り替えモードの無かった旧プリウス(2代目NHW20型2003年モデル)の最大の弱点、気持ちの良い走りをクリアしているのは嬉しい驚きでした。勿論、気持ちの良さは多少燃費の悪化という代償も伴うものですが…
やっと最初の目的地、草千里へと到着しました。時間は既に14時半!!。予定を大幅に超えていますが、果たして目的地を全部廻り切れるのか心配になってきました。一面緑の…と思っていましたが、阿蘇周辺全体が野焼きの後で色はご覧の通りでした。阿蘇火山博物館のある草千里グリーンパークの駐車場にHS250hを停めて、草千里へと歩いて向かいました。
草千里(草千里が浜)へ行くと、馬が居ました。「乗りたい!」と子供達にせがまれ、2人ずつ2頭にわかれて乗馬体験です。5分位ゆっくりと草千里を歩き回りましたが、意外と揺れるので子供が落ちないかちょっと心配でした。私自身、実は乗馬は初めてだったかもしれません。象にはタイで乗ったことはあったのですが、こんなに揺れなかった気がします。そういえば、象の毛は硬かった…
乗馬が終わると、皆一斉に池に向かって走り出しました。あんまり近づくと…あ~、やっぱり火山灰の地面は買ったばかりの靴を見事に黒く染めてくれました。草千里を歩き回って何とか綺麗になるものの、HS250hの車内が汚れる事は必至…ごめんなさい、レクサスさん!
草千里を堪能した後、中岳へ移動します。火口へはロープウェイで登る事にしました。丁度韓国の団体客と一緒になり、ロープウェイは満員です。ガイドさんも同乗しましたが、半分登ったところで韓国語でのガイド説明に変わりました。他にも英語、中国語のガイド(勿論テープです)が用意されているようです。流石国際的な観光地阿蘇、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの旅である事を意識した車内でした。
ロープウェイから見る阿蘇の風景は絶景です。スケールの大きな景色は、日本ではなかなか見ることは出来ません。阿蘇へは何度も訪れていますが、いつ来てもこのスケールには感動させられます。子供達は初めてでしたので、食い入るように外の景色を眺めていました。3月最後の土曜日とはいえ、外はまだかなり寒く、ところどころ雪が残っているのが見えました。
中岳の噴火口に着きました。この日の火口は水蒸気がもうもうと上がり、火口の下はよく見えませんでした。大勢のお客さんで込み合っている火口を早々に退散し、帰りのロープウェイへと向かいました。
さて、次なる目的は、日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」でお馴染みのパン君のいるカドリードミニオンです。今朝出発前に「レクサス・オーナーズ・デスク」で設定して頂いたナビに従って移動します。途中米塚をバックにHS250hをパチリ。夕暮れが迫ってきていて少し暗いですが、子供達の楽しみにしているカドリードミニオンへは後少し。下りのワインディングロードをパワーモードに切り替えたHS250hで軽快に進んで行きます。
カドリードミニオンへ到着したのはもう既に16時を廻っていました。入場券を買い求めようとすると、受付の若い女性がやや訛りのあるイントネーションで「本日のパン君のショーは終わりました。入園されてもパン君には会えませんが、それでも宜しいですか?」と問いかけられました。が~ん、ショックです。到着時刻が予定より遅くなったしわ寄せがここに来ました。先に来ればよかったのですが…気を取り直し、子供達に聞いてみると、「行く!」というので、予定通り入園することにしました。
カドリードミニオンの前身は「阿蘇熊牧場」、その名の通り沢山の熊が居ました。既に閉園時間が迫っているためか、熊達も店じまいの様相です。座り熊、お疲れ熊、寝熊、リラッ熊、夢心地熊…そんな熊たちは、安いパンの耳の餌には見向きもしません。そこで奮発して鶏肉を投げてみると、ちょうだい熊に早代わり! タイヤで遊ぶ遊び熊にも会えて、子供達はパン君ショックを感じさせない程楽しんでいました。そんな中、動物の出るショーを発見、忍者の格好をしたゴールキーパー犬から得点を奪うゲームへの参加者募集に長女と次女が元気良く挙手! 長女が選ばれ挑戦するも、見事にキャッチされました。
短い時間でしたが、カドリードミニオンを堪能し、今晩宿泊予定のレゾネイトクラブくじゅうへと向かいます。再び「レクサス・オーナーズ・デスク」にナビ設定を依頼し、無事設定完了しました。薄暗くなった熊本県の阿蘇を後にし、大分県の久住へと向かいます。
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