環境への取り組み

環境への取り組み

未来への切符

人々の生活を脅かしての営業活動は、未来に於いての活動を否定することと同じです。環境負荷を減らすために恒常的な努力をすることは人も企業も同じ、まずは率先して自分たちが今できることに精一杯取り組み、継続して行くことが何よりも大切だと考えています。

環境へのこだわり

私たちが最初に取り組み始めたのは、業務に使用する車両でした。

1998年、ミキサータイプLPG専用エンジンを搭載したキャブオーバー・平ボディー、最大積載量850kgのトラックをガソリン車に替わり導入したのを皮切りに、3tLPG配送車、軽ワンボックス、軽トラック、2tダンプ等、5車種7台がLPGになりました。低SOx(硫黄酸化物)、低NOx(窒素酸化物)、PM(黒煙)ゼロ、低騒音なのが導入理由です。また、綺麗な燃焼はエンジンオイルの汚れも防ぎ、ガソリン車の2倍を走行しても全く問題無い事もわかりました。

2024年4月現在、水素で走る燃料電池車のトヨタMIRAIをはじめ、シリーズハイブリッド+LPG・ガソリンバイフューエル車、LPG配送車としては西日本初のクリーンディーゼルハイブリッド+機械式デュアルクラッチオートマチック車、電気自動車4車種4台、クリーンディーゼル+機械式デュアルクラッチオートマチックのダンプ車、LPG・ガソリンバイフューエル車3車種3台、LPG車1台、マイクロハイブリッド2台、電動バイク1台を、用途に応じて使い分けています。常に時代の最先端技術を導入した、環境に優しい車輌を採用しています。

2016年9月には一般的なICE車(ガソリン・sディーゼル)は無くなり、今後は更なるゼロエミッション車への入れ替えを順次行い、早期のスコープ2達成を目指します。

また、私たちは2003年に新社屋を建設、移転しましたが、この社屋には様々な環境への配慮がなされています。
空調機は全てエネルギー効率の高いGHP(ガス・ヒート・ポンプ)エアコンを使用するのは勿論、全熱交換型換気システム、天井サーキュレーター、天窓等による採光の工夫、水力発電式小便器・節水型洋式便器の採用、自然素材の外壁、多くのグリーン購入品導入等、高い環境性能を備えた社屋は、高い機能性も同時に併せ持っています。

更に、平成22年度山口県地域グリーンニューディール基金事業(環境やまぐち省エネ事業所普及促進事業)並びに平成22年度民生用燃料電池導入支援事業を受け、太陽光発電、燃料電池、風力・太陽光発電併用ハイブリッドLED街路灯(独立電源)、窓ガラス紫外線・赤外線カットコーティング、直管蛍光灯型CCFL照明を導入し、大幅に環境性能を高めました。

これらの実績が評価され、平成24年度地球温暖化対策優良企業知事表彰を受賞。また、低炭素杯2013では山口県の企業として初のファイナリストとなりました。

また、2020年にはV2Hを導入し、昼間に太陽光で発電した電気を電気自動車に蓄え、太陽光が弱くなった夕方からの時間に社内で給電をし、これまで余剰電力を売電のみに使用していた一部を自家消費に回して、より自立した電力供給に近づけました。更に、2022年からは購入する商用電力の全てを自然エネルギー由来のものに換え、社内で使用する電力の全てをグリーン化しています。この結果、2022年に山口県より『やまぐち再エネ電力利用事業者(100%)』に認定されており、現在も継続しています。

このようにハードの環境を整えると同時に、ソフト的にも節電・節水等を心がける事により、総合的に環境負荷を減らす努力を常に絶やさぬよう、ISO14001:2015(環境管理システム)による運営を行っています。

環境方針

基本理念

    1998 年より環境に取り組んで来た弊社は、環境負荷の低減・汚染防止の推進を図るだけでなく、事業に伴うCO2排出ゼロを目指し、2050 年より出来る限り早く前倒しでカーボンニュートラルを達成出来る様、常に最善の方策を取り、全ての利害関係者に報いる事を目指します。

基本方針

    1. 環境負荷の低減・汚染の予防の推進
      業務全般を通じて、省資源・省エネルギーを徹底し、廃棄物の減量化・リサイクル化に努め、環境に優しい 商品の購入・販売を積極的に行い、環境負荷の低減並びに環境汚染の予防に努めます。
    2. カーボンニュートラル化の推進
      早期のスコープ 2 達成を目指し、顧客満足の向上と、地域社会に貢献できる企業を目指します。

環境目標

    ①スコープ1・2のCO2排出量の測定・監視を通じて、一日も早い達成を目指します。
    ②主力製品である LP ガスからの CO2 排出を実質ゼロにする事を目指します。

合田燃料機器株式会社
ISO管理責任者

合田 哲朗